活動報告 2012年度

活動報告 2012年度


20130213上世屋雪かき応援隊

12名の参加がありました。

お昼は、合力の家でこんにゃくづくり、クドのご飯と囲炉裏で焚いたみそ汁。

作業は2班に分かれて行い、独居高齢者のお宅1軒、入院中で不在のお宅1軒、冬季不在で積雪が屋根まで届いてしまっているお宅1軒の雪かき作業を行いました。

 

 

20130209上世屋雪かき応援隊

参加者は、おとな12名、こども7名。

木子のペンション自給自足で昼食後、上世屋に移動。

大人は独居高齢者のお宅の雪かきを行い、子どもは雪遊びをしました。

雪は少なめでしたが、ソリ滑りに巨大な氷柱とりに夢中になって遊びました。

 

 

20130202上世屋雪かき応援隊

15名の参加で雪かき作業を行いました。

昼食は、木子で栽培された蕎麦とへしこの握り寿司。

上世屋の高齢者お宅2件と入院されていて不在の家の雪かきを行いました。

 

 

20121117 里山のきのこ観察とお話し会

 

安田潤さま(京丹後市)

 

名刺交換をしてどうぞよろしく!と知り合いとしてつきあいを始める、これは海のものでも山のものでも同じです。友達になるためには、まず名前。キノコとはかねがね友達になりたいと願っていました。

 私たちは世屋の里でエコツーリズムが、定着するかどうか試み中です。宮津のエコツーリズムは、海と里と山のつながりがコンパクトに見ることができるということをコンセプトにしていますので、エリアが山であっても、絶えず海への意識を忘れてはいけないと思っています。海と山は最終分解者の菌類があって結ばれている、そこは分かっているのです。

 しかし、どうもうまく友達になれない。原因はキノコの側に在ります。姿形が違っていても同じもの、逆に同一のものでも似ても似つかない、わたしは誰でしょう?と問いかけてくる。ふざけるな!おまえなんかと付き合わないと、自分の根気のなさはさておいて切れてしまうのです。取り持っていただく方が無いことは不幸です。

 けれども、今日は素晴らしい取り持ち家に恵まれました。フサタケ、アカチシオタケ、シジミタケ、モジタケ、ロクショウタケ、クヌギタケ、ヒラタケ・・・・。見つかるキノコごとにお話されたことは、名前や生態や毒性など、説明のわかりやすさに引き込まれました。例えば、先生の手にされた一本の枯れ枝、「この丸いつぶのようなもの、これキノコです。シジミタケ。こっちにも別のキノコいますよ、このみどりいろの。これロクショウタケ。こちらにはキクラゲ・・・。キノコの毒というのは基本的には虫対策ですよ。毒と薬は紙一重。食菌が有毒キノコになることもある。」とお話されるのです。

 個人的なベストワンは、スギヒラタケについての指導をいただけたこと。わたしのキノコ本、「キノコ狩りガイドブック 1991年発行」には、おおいに食べましょうと言う意味合いの解説。怪しいらしいという友人もありましたが、私は忠告も無視し前夜食べていたのです。糖尿病や腎臓疾患があって解毒機能の弱っている人には発症の可能性が高く、警戒の必要なキノコであることがわかってきて、最近の本はそう書いている。しかも、症状が出るのは3~4週間後ということ。年末にかけて要注意「あーあ」の気分です(^.^)

 樹幹を水が流れ下る雨模様、経験した観察会の中でも一二を争う天候と先生もおっしゃっていましたが、そんな雨をものともせずキノコの世界を案内いただき、心から感謝しています。

 

 

 


20121022 [受け入れ]日本旅行・サクラアートサロン様

関東からサクラアートサロンの皆さんが上世屋に来られました。

3泊4日の旅。昨日は美山へ、明日は伊根予定とのこと。

11時~12時の村中散策のガイドを依頼され、上世屋をぐるっと歩いていただいた後は

世屋高原休憩所で昼食。15時30分まで各々スケッチを楽しまれました。

 

通りかかった宮津市エコツーリズム推進協議会のガイドさんによるブログ

スケッチされていた様子の一部を報告してくれています。

20120812-15 エアコンのない世屋高原で過ごす里川・里山なるほどエコツアー

 

「世屋高原で過ごす里川・里山なるほどエコツアー」に参加して    竹内 啓子さま

 今年のゴールデンウイークに世屋を訪れた折、しおぎり荘に宿泊したのがご縁でこの度のツアーに参加することとなりました。今回も前回同様、専門家・達人方の案内付きというところが魅力で、どれもこれも面白そうな内容で我々がまだ体験したことのないプログラムばかりでしたので、すぐさま応募しました。
 我が家に関していえば、これまではいくら素晴らしい地を訪れても、漫然と見て歩いて写真を撮るのが関の山で、息子に深い感銘を与えてやることも出来ずに帰ってくるだけの繰り返しでした。それが、前回、天橋立や世屋を訪ね、初めてガイドさんの懇切丁寧な説明を受けながら見て触れて聞いて歩いたことが、親も息子も「面白い」、「もっと知りたい」、「また来たい」と思ったひとつのきっかけでした。また、息子がかねてから田舎体験をしたいと懇願していた折に、世屋という場所を選んだことは最上の選択だったと思います。
 さて、今回のツアーですが、実際、私たちだけでは行くことのできない、貴重な場所ばかりに案内してもらい、さらに地元の住人の方に歴史や文化などについて話をしていただき、期待以上のもので、正直そこまでしていただけるのかと驚かせられました。私に関しましては、以前から樹木や草花を見分けられるようになりたいという思いが強く、一度詳しい人について山を歩きたいという願望が常々ありましたので、「里山の植物に親しもう!」は、まさに期待通りの大変嬉しいプログラムでした。今回のように、専門家の先生に木や草花の名前や特徴を解説していただきながら、一緒に里山を歩けたことは、私にとって大変贅沢な時間でした。勝手な希望を述べさせていただきますと、またこのような企画を是非ともお願いしたいものです。
 また、地元の方と直接触れ合う機会が持てたことは大変リアリティーがあって、村そのものに自分たちも溶け込んでいるような気分になりました。古い写真を交えての現地での説明の際は、私なりに想像したその頃の情景が目の前に浮かんできました。いずれは自分たちだけでも十分歩いて回れるくらいにまで、世屋に詳しくなりたいと思いました。
 一方、ツアーの最終日の「里川と水の景観を考えよう!」では、ツアー参加者も里川づくりに意見参加ということで、これも今回のツアーならではの魅力的なプログラムであると思いますが、地元の方のニーズや、歴史、文化なども十分踏まえたうえでないと、里川整備という部分だけに目を向けて意見を述べるというのは難しいと感じました。まだまだ世屋のことを知り尽くしていないよそ者が意見を述べられるとしたら、観光客としての視点はあるかと思いますが、世屋の自然、景観などの財産を次代にしっかり引き継いでほしいという思いが強いだけに、安易な意見は述べられないなと、正直少し戸惑いを覚えました。
 以上が、今回のツアーに参加させていただいた率直な感想ですが、私たちのような立場の者が、今後も引き続き、世屋と関わっていきたい(世屋をもっとよく知りたい)と思った場合に、どのようなアプローチの仕方があるのかなどについてもお示し頂きたかったと思いました。今回のツアーでの体験がその場限りのものとならず、家族間でも共有し合い、さらには、今後につなげられればどんなに素敵なことかと思ったからです。また、世屋でお会いした方々はどの方も、それぞれに印象深く、大いに感銘、影響を受けました。自然に親しむだけでなく、人との交流も大きな要素となったツアーであったと思います。
 末筆ながら、今回のツアーで出会った先生方や地元の皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

世屋エコツアー                      西村淳さま(伏見区)   

 

道 端で囁いている虫たちの声が聞こえますか。熊笹の茂みに潜む狸たちの息使いがわかりますか。古い社の片隅からじいっとこちらを見つめる狐の視線を感じとれ ますか。本当は身近な存在なのだけど手の届かないところを自由に飛び回っている鳥たちの気持ちが羨ましいですか。絵本を飛び出し教科書から抜け出したごん ことごん狐の魂を追い求め里山に辿り着きました。かって幼き頃、童話を読んで涙したごん狐のごんの故郷のような世屋。物語では、最期に罪滅ぼしのために せっせとお届けものをした相手の兵十によって手掛けられてしまいます。最後の場面は、強く強く心に焼き付きました。人は、生涯忘れられないことやお話をど こかに持っています。子供たちが物語を読んでどうごんと出会えるか、そんな里山にやってきました。

世 屋に着くなり自分の気配を何かに感じ取られる気がしてなりませんでした。こちらが気配を消せば目の前に現れます。里山では、一匹一枚の動植物が大切で同等 の存在になりました。いつの間にか優しくなれた自分と出会いました。片足のないバッタを見て不便だろうなあと心配もしました。都会では、ゴキブリをみつけ たらしりからバンバンたたいていたのに、、、。

翌日、匠の案内で源流最奥部に入りました。山道を降りることでだんだんとタイムスリップしていきました。匠の生い立ちが奥に進むにつれて逆行していきました。辿り着いたさらに奥で妖精らしきものと出逢いました。親子孫3代 続くその姿.葉っぱの切れ端を投げ入れると即反応。のどがゴクリとは鳴りませんでした。匠と目を合わせ互いに「このままそっとしておきましょう。」と相槌 を打ちました。つかまえて手にすることはたやすいこと。今まで獲った獲物の大半は胃袋に収めてきたのに今回はその気になれませんでした。何かしら畏敬の念 に駆られてしまった瞬間でした。竜神が淵では、主みたいな達人と出逢いました。ツルツルすべる川岩を抵抗なくぴょんぴょん姿は主そのものでした。「ちょっ と行きませんか。」とお誘いを受け言われるままに同行しました。後の祭りでした。アユ足袋かスパイクシューズを履いてくるべきでした。すべるすべる。あっ と思った寸前命綱が現れました。その綱を持ち巨岩石の上に乗りました。目の前には竜神が大きな口を開いていました。竜神と出逢えた瞬間でした。久し振りに 怖い尊い思いにかられました。

昨年我々は、自然の驚異にさんざんとお目にかかっておりますし、この時点で宇治の地域では災害に見舞われておりました。尊い命も亡くされておられます。自然とどう対峙するのか。ここ世屋の里山で考えていました。

 

3日目、14日AM 上世屋散策