ぶーたん


 

「へ?ブータン??」

初めての方には驚かれますが、当団体の事務所の民家の愛称です。

地域ではすっかり「ぶーたん、ぶーたん」と親しまれ、

駐在さんも知ってくれています。

 

 

世屋地域が誇れるブナ林の「橅」と丹後半島の「丹」。

世屋地域の暮らしが自然と共にあることの誇りと

ブータン王国の自然を大切にする信念をかけて

「ぶーたん」と現在の副理事長によって命名されました。

 

 

ぶーたんは、吉岡秀夫さんにお借りしている民家です。

昭和19年に上世屋中が焼失した大火のあと昭和23年に建てられたと聞いています。

上世屋の民家は、けっして築100年とかの「古」民家ではないのです。

にも関わらず関心、評価が高い理由は「建て方」にあります。

 

村人が山から木を出し、木挽さんが挽いた材で建てられた家。

大黒柱や玄関周りにはケヤキ、梁にはマツが使われており

「今では建てることが出来ない」といわれています。

それは山にそんな立派な材がないこと、建てようとすると高額な費用がかかってしまいます。

つまり上世屋の家々は、築年数が少ない近年の建物にしては建て方が昔ながらなことに

価値があると言われています。

 


 

ぶーたんがおおよそ今の状態になったには2007年です。

活動開始の2003年からお借りした時には、床が抜けているところがあったり

2階も牛を飼っていた頃のなごりで藁置き場になっていました。

役員が中心になって、片付け、整備をこつこつ続けてきました。

 

すべての部屋が使えるようになった2007年以降も

お風呂の脱衣場を増築したり、玄関周りの展示場所が出来たりと

活動、利用する人のニーズによって変化を続けています。

 


 

薪置き場として利用していたタカ(屋根裏)では笹葺屋根の内側を見ることができたり

地域調査によってあつまった民具からは上世屋の暮らしを知ることができます。

ご希望の方は見学、会場利用が可能です。事務局までお問い合わせください。